国:バーレーン
テーマ:イスラム教、伝統文化、文化の違い、民族衣装
この写真はどこで撮られたものでしょう?
中東にあるバーレーン王国の在外公館で働いていた高木さんが友達の部屋に招待されたときに撮影したオフショットです。
「ちょっとまって!」
写真を撮ろうとすると彼女たちは慌ててヒジャブ(顔を覆う布)を被りました。
(イスラム教の多くの国では女性は男性と同席する場ではヒジャブを着用します)
「えっ女性しかいないよ!なんで被るの?!」
高木さんが尋ねると、彼女たちは口をそろえて、
「現像する人が男性かもしれないじゃない!」
おもしろいですね。
ヒジャブ(国によって他の呼び方をする場合もある)の着用方法も実はひとつではありません。たとえば、バーレーンのように髪を覆い隠すだけの国もあれば、目しか出さない国や、なんと目も薄い布で覆い隠す国もあるそうです。
そもそも、着用する理由はなんなんでしょう?
興味をもったらぜひ調べてみてくださいね。
※もし、大人になってみんながイスラム圏に旅行をすることがあったら写真を撮るときには気をつけようね。
【おまけ】
似たような話ですが、バーレーン王国の結婚式では披露宴も男女別。女性披露宴に出席すると参加者はみなヒジャブを脱いでいますが、新郎新婦入場のアナウンスが流れると大急ぎでヒジャブを被るそうですよ。
日本人から見ると暑そうなヒジャブですが、実は快適な夏用のものなどもあるんだって。
語り手/写真:高木美奈子
活動時期・形態:2004-2006 ・在外公館派遣員
聞き手:糀広大
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